1月のお題(第5回 真冬のファンタジー企画)が発表となりましたが、
僕はようやく昨年のお題をクリアしました(笑)
「その夜の侍」と「ミロクローゼ」を見ましょう!という事でしたが、
近所のTSUTAYAに「ミロクローゼ」が無く、「その夜の侍」のみの鑑賞となりました。
ともに「山田孝之が出てる」という事ですが、全くピンとこずで・・・・
いくらテレビを見ない、邦画をほとんど見ないとは言っても
それは酷いとかみさんに言われる始末。そんなに有名な方だったんですね・・(^▽^;)
感想は何となく分かるような気もするけど「???」という状態で見終えました(汗)
最後のプリンは奥さんの死から吹っ切れた事だと思いますが、
それにしても何故あのような行動を・・、というのが正直なところです。
それでも堺雅人の目に初めて生気が伴ったような感じでした。
いや、自分もかみさんが死んでしまったら(しかも、あんな状況で)
暫くは引きづってしまうと思いますが、それでもあのプリンは理解できないです。
理解ができない最大の場面はラストのクライマックスです。
運命の8月10日となり決戦が繰り広げられます。途中の会話の「2回目の殺人は
死刑が確定なんだよ」というやり取りで「そうか、そういう事か!!」と思って見てました。
タイトルの「その夜」は事故から5年後の8月10日、山田との決戦の時で、堺雅人が
「侍」っぽい存在で納得しかけてました。
それが最終的には「この物語は関係ないんだよ」←そんな感じだったと思います
と堺雅人が言った時点で、それまでに頭の中で構築されていた「その夜の侍」が崩れました。
美術館に並ぶ抽象画を見てる気分です。
ありますよね?目の前の絵とタイトルが全く一致しない事が・・(^▽^;)
見終えてすっきりしない感じは残りましたが、堺雅人と山田孝之の
演技は見ごたえがありました。正直、この堺雅人の演技は好きとは言えないですが・・
山田孝之の狂人ぶりは凄かったですね・・。もちろん近くにあんな人がいたら引っ越しを
考えたくなるくらい関わりたくない人ですが見ごたえはありました。
それにしても堺雅人の相手をした風俗嬢、道路整備のお姉さん、山田孝之に
ボコられた中年のおじさん。みな「孤独」「さみしい」と言ってましたが、あんなに
寂しい人が世の中に溢れてるんでしょうか??ちょっと怖かったです(汗)
この映画で良かったのが絵的なところで、光と陰の使い方です。
例えば雨の決戦シーンでは土砂降りで月明りも街灯も(恐らく)無い状況で、
二人はまるで舞台にスポットライトが当たってるような感じにしてました。
その時の明かりと暗いところのバランスが妙に心地よいというか・・・
あと堺雅人が暗い部屋で一人でいる時の雰囲気も良かったです。
ほとんど、うつむいてる状況が多かったと思いますが顔の下半分だけ
光が当たってる状況なのにメガネだけ白く浮いてる感じ??
※ネットから引用
漫画、彼岸島の宮本篤を思い出しました(笑)
今回も企画でなければ絶対に見てない映画でしたので
参加をさせていただいて良かったです♪
ミロクローゼも機会があれば見てみたいです!!
どうやら、そちらの方が見やすかったようなので(笑)
今回もありがとうございました!!\(^o^)/